日々のあれこれ、思うこと。

日々思うこと、仕事、子育て、気になるものなど、おやじ化が進む35歳男が目に映るままに、感じるままに、気の向くままに、書いていきます

宅建業の独立開業について。8

さて、もう少しで免許がおります。

 

ここで、ちょっと話を変えて、開業に際して買ったものをまとめてみようと思います。

 

・ノートPC

ダイナブックのPT85PBP。単品でいうとこれが一番高かったです。本当は金属ボディのタイプが欲しかったんですが、黒プラスチックで妥協。スペックは詳しくないのでそこそこで良かったです。PCやネットに弱い自分は東芝PCあんしんサポートが魅力的で決めました。

 

複合機

いろいろ悩んでエプソンのビジネスインクジェット複合機PX-M5041F。事務所といえばレーザー複合機かとも思いましたが、本当にそこまで必要かと考えて金額重視で決めました。印刷の質はレーザーのほうが良いですが、不都合はありません。A3用紙入れたときのトレーのでっぱりもそこまで気にならず入れっぱなしです。

 

・電話

パイオニアのTF-LU165-T。これは見た目重視。事務所にありがちなビジネスフォンはいやだったので、茶色でおしゃれなこれに決めました。最低限ディスプレイと留守電があればよかったので、安くて大満足です。

 

・輪転機

RISOのSD5430L。カウンター数5万台のものを中古で買いました。単色でA4がメインなのでこれで十分。製版がケーブルやUSBメモリーではなく原稿台のみなのがちょっと不便ですが、しばらくこれで頑張って、いつか良いのを買います。ちなみにまだカウンター数も少ないので保守は付けていません。

 

・デスク

イケアの無垢材ダイニングテーブル4人用を、自分のPCデスク兼接客テーブルとして使います。仰々しい事務机や応接セットはいりません。

 

・棚

これもイケアで数種類買いました。本棚、鍵の付いたキャビネット、複合機台にしたテーブル、スチールのキッチンワゴンなど。どれもおしゃれで安いです。自分みたいに組み立てが苦にならない人にはおすすめです。

 

・椅子

デスク用に4つ、白黒各2個買いました。ちょっと大きかったかなと思うのと、機能面で不満もあるので、これは今から良いのに買い換えたいです。あと、休憩用にちょっと寛げそうな椅子も1個買いました。

 

・ブラインド

これはニトリで揃えました。角部屋で2面に窓があったので2窓分。持ち運びしやすいように、窓の半分サイズのを2個ずつ買いました。アイボリーでプラスチック製ですが、これで十分すぎます。

 

・冷蔵庫

ミニキッチンのスペースにすっぽり収まるサイズで探して、パナソニックのNR-A50Wを買いました。氷が作れれば良かったので、あとはサイズと白と、日本メーカーいうだけの条件でした。

 

その他、こまごました物もかなり買いましたが、とりあえず安く抑えるというのを一番に考えました。実際に使った感想なんかは、またいつか書いていきます。

ご参考にでもなれば。

 

 

宅建業の独立開業について。7

さて、宅建協会県本部の入会資格者研修会の次の日。

今日は県の免許審査に伴った事務所の確認があり、担当の方が実際に見に来ることになっています。

 

約束の時間ちょうどにいらっしゃった、お話し好きそうなおじさん。

意地悪そうな人でなくて良かった。

 

いらっしゃるなり書類を広げて、なにやら書き込み始めます。

お茶をだすタイミングを無くしてしまいました。おじさん、ごめんなさい。

 

そこからは質問攻め。もともと話し好きそうな感じで、話が途切れません。

電話はもうつながる?

事務机はこれ一つ?

このワンルーム何㎡かわかります?

出勤簿はつけてます?つけてないならいいですけど。

帳簿はつくりました?新規だからなくてしかたないですね。

とか、

運転免許証、宅建主任者証(まだ宅建士にはなってません)を見せて。

健康保険証は?申請中でまだ届いていないなら、申請書の写しを見せて。

 

一通り質問に答えたりして、ちょっと落ち着いたので、今度はこっちから質問してみました。

 

この方は宅建業だけでなく建設業の許認可も担当していて、どちらかというと建設業のほうがメインというか、見に行く件数は多いそうです。

建設業はお客様を迎えて、ということをしないところも多いそうで、見にいってみるとプレハブやほったて小屋みたいなこともかなりあるんだとか。

今日は、うちの前に1件宅建業の新規開業を見に行ったが、高齢のおばあさんが一人で開業するそうで、事務所にはまだなにもそろっていない。一応電話の開通工事予定日などを聞いて対応するそうです。また、年中無休、24時間営業とするそうで、携帯を枕元に置いておくので大丈夫、とおっしゃられていたとのこと。

びっくり元気なおばあさん。どうもご近所みたいなのでいつかお会いしてみたいです。(もちろん守秘義務もあるので業者名なんかは聞いてないですよ)

 

うちの場合、免許申請や宅建協会入会で時間がかかっている分、十分過ぎる時間があったので、もう、事務所の体裁はばっちり整えています。

 

といってもほとんどイケアと電気屋さんにしか行ってませんが。

次回は、事務所の開設にあたって購入したものについて書こうと思います。お楽しみに。

 

 

宅建業の独立開業について。6

さて、宅建業の開業手続きもだいぶ進んできました。

 

次は宅建協会県本部の入会資格者研修会を受講してきます。

 

午後1時に受付開始、1時半から5時までみっちりあります。

 

でも、内容はそんなにたいした感じではありませんでした。

宅建協会の組織とその内容を説明して、営業に役立つのでお金を払って購入、導入しましょう、というのが約半分。

のこり半分がトラブル事例等の説明。

最後に形式的な10問の小テストがありますが、静かに話を聞くことができれば普通に簡単な問題でした。

 

全部終わって、いよいよ本題。

入会金の振込方法についてのお話しがありました。

振込用紙が配られましたが、金額が大きいのでただの紙がすごいもののように感じてしまいます。

これを何日までに振り込んでください、という内容でした。最後にちょっとだけ、これって詐欺じゃないよね、とか考えてみたりして。

まあ、宅建協会本部で場所借りて、これだけ大きな詐欺もないでしょうね。疑いだすときりがないので直ぐに振込ました。

 

で、その研修会の途中のこと。

みたことない番号から、何度も電話がかかってきます。

しつこい。

ショートメールまで入ってきました。誰だろう?と思い開くと、なんと県の免許審査部署の方からで、事務所の確認に明日おうかがいしたいのですが、とのこと。

タイミング悪いですね。急いで、5時以降に折り返すと返信しました。

もしかしたら、自分以外にも電話がなったり、バイブが震えたり結構してたのは同じ方からだったりして。

 

そういえば、県土整備事務所での申請時に、係員が見に行きます、とか言われてたなと思い出します。でも、よりによってこの研修中にかけてくるなんて、県内の申請中の方はみんな電話でれません。ちょっと調べればわかるだろうに。

 

5時すぎに折り返し電話をして、話をききましたが、やっぱりみんな電話に出ないんです、とおっしゃっていました。やっぱり。

 

明日、事務所を見に来るそうで、必要なものを聞いておきました。

・運転免許証

・健康保険証(新規法人で今申請中なのでと伝えると、申請書類の写しでいいようでした)

宅建主任者証

・出勤簿(あれば)

が主なものです。

 

いきなり明日と急だったのですが、急いで免許審査をしてほしい立場からすると、すぐにでもいいですと答えたいところです。

 

あとは、お金を宅建協会へ振込、免許審査承認のはがき到着、宅建協会で分担金納付書等の発行、それを持って県土整備事務所で免許書の交付、供託の確認で営業開始となります。

 

さあ、やっとゴールが見えてきました。

本当に約2か月かかっているので、独立開業するならかなり綿密に計画をたてないと、この期間収入がなくキツイことになります。

では次は、事務所の確認について書きたいと思います。お楽しみに。

宅建業の独立開業について。5

いよいよ宅建協会の入会書類を提出します。

今回営業する予定地の支部では、毎月15日が提出書類の締日です。15日までに提出できれば、その月の20日に行われる支部入会審査を受けることができます。

 

以前、支部でもらっていた書類+添付書類に、宅建業免許申請書類の写しを持って支部を訪問します。

 

印鑑もれがあるといけないので、窓口にも持って行くほうが安心です。

どうやら今月は、この支部に入会の申請が多いようでした。ただ、新規ではなく支店開設なんかもあるみたいです。

 

無事受付をしていただきましたが、次の入会審査は面接。ちょっと緊張しますね。

ちなみに、推薦人の方も1人、当日一緒に出席していただくので早めに連絡をしたほうがいいです。

 

ネットで検索すると、約10分程度で雑談で終わった、というような方が多いようでしたが、実際どんな感じかちょっと心配。嫌な質問とかされたりしないか、対策を考えて当日を迎えます。

あと、自分がしたのは、その支部のホームページがあったので、審査をするであろう担当者を調べてその会社のホームページをみて雑談のネタを探したり、支部のブログをチェックしてみたり。

 

でも自分の場合、当日はまったく役に立ちませんでしたが。

 

いよいよ当時を迎えて、指定の10分前くらいにつきました。

窓口の女性の方とは何度かやり取りして顔なじみになっていたので、早めとは知りつつ中へ入って待つことに。

中では、奥の会議室で椅子を並べたり準備が進んでいます。話声も聞こえるので、担当者はほとんど揃っている様子でした。

 

ちょっと早めがよかったのか、早い順番に受付をしてもらい、一番に面接です。

 

実際の面接の内容としては、

支部の支部長さん、入会審査担当の総務部長さん、入会審査担当の役員さん×3人の計5人が少しずつ質問をされました。

①経歴書を提出していたのですが、以前働いていた不動産会社2社の社長さんがどちらもこの支部の役員をされていたので、そこで働いていたときの話を3人から聞かれましたが(興味本位っぽいかも)、どちらにもお世話になって今の自分があります、とうまく返せたようです。

宅建業として、どんな業態で開業予定ですか(賃貸か売買か、仲介か買取りかなど)と聞かれました。これはそれぞれ答えられますね。

③重説の作成は自信ありますか、との質問には、買主様、借主様によって重説の内容も変わるので、一つだけの答えがないですが、それぞれに合わせてベストになるよう取り組んでいます、と咄嗟に答えました。これも良かったかな。

後は、支部長さんから、支部のイベントなんかがいろいろあるので積極的に参加して、若い会員さん達と一緒に業界を盛り上げて下さい、とのまとめの言葉。

あれ、これってもうほぼOKってことかな、と思いましたがどうでしょう。

 

あとから聞くと、よっぽど酷い対応の人とかでなく普通の会話ができれば(?)大丈夫ですよ、とのこと。

実際に入会審査はOKですよ、との連絡はないそうで(OKが前提?)、連絡がなければ次の県本部による入会資格者研修会の受講になります。

事前の準備は意味なかったようですが、順調に進めばなんでも良いですね。

 

実際、入会拒否の連絡はなく、次回は入会資格者研修会へ行ってきます。

その様子もはまた次回、お楽しみに。

 

宅建業の独立開業について。4

今までは、宅建協会の入会について書いてきましたが、今回は県への宅建業免許申請について書いていきます。

 

同時進行して、どちらも約2か月かかるそうなので、片方だけ遅れたりしないようにしないといけません。

 

以前も書きましたが、インターネットでダウンロードできるとも知らずに宅建協会支部で買ってしまった申請書(正副2部)。

せっかくなので、これに手書きして提出することにしました。

 

こちらも結構な数の書類が必要です。

・免許申請書

宅地建物取引業経歴書

・誓約書

・専任の取引主任者設置証明書

・相談役及び顧問

・100分の5以上の株主又は100分の5以上の額に相当する出資をしている者

・事務所を使用する権原に関する書面

・略歴書

宅地建物取引業に従事する者の名簿

・専任の取引主任者の主任者証の写し

・身分証明書及び登記されていないことの証明書

貸借対照表及び損益計算書

・納税証明書

・商業登記事項証明書

・事務所付近の案内図

・事務所の写真

 

法人での申請だったので、この内容です。個人として出す場合はちょっと違うみたいでした。

 

こちらは全部自分で揃えられるものばかりなので、楽でした。

取りに行く書類も、区役所で身分証明書(これは運転免許証とかではなく、役所で発行してもらう証明書です)と、法務局で登記されていないことの証明書と商業登記事項証明書(会社の謄本)だけでした。

 

事前に県土整備事務所の窓口に書き方を聞きに言っておくと、鉛筆で薄く書いて指示してもらえるのでかなり助かりました。(担当者によるかもしれませんが)

 

記入後、窓口へ正副2部持って行き、副本へ受付印をもらって申請となります。

あと、免許申請手数料として33,000円が必要ですのでお忘れなく。

 

窓口の担当者と雑談しながら、気楽な雰囲気での申請でした。

自分はワンルームマンションの一室を借りて事務所としたのですが、さらに経費をおさえようとして自宅の一室で申請するかたも多いようです。

生活部分と事務所部分がちゃんと独立しているかどうかが問題になることが多いようですが、戸建なんかだと、小さな窓を事務所出入口だと言い張って申請されるツワモノもいらっしゃるようです。まあ、この担当者は申請の受付だけなので、その後その申請の審査がどうなったかはわからないようですが。

 

この申請書類の受付印のある表紙と、添付書類の写しが宅建協会の入会書類に必要になるので、順番からいくとこの免許申請が先になります。

 

さて、次はいよいよ宅建協会への入会申し込みに行きます。お楽しみに。

 

 

宅建業の独立開業について。3

さて、ひき続き、宅建協会の入会手続きです。

 

前回書いたとおり、自分だけでは揃えられない書類もあります。

それも、一番大事な入会申込書なんです。

 

もちろん、書類(3枚複写になってます)はもらえるのですが、他の方の印鑑がいるのです。

全部で3人の方に印鑑を押してください、とお願いしにいかなければいけません。これが結構気を使いました。

 

まず、3人のうち2人は推薦人。すでに宅建協会会員になっている方2人に、入会の推薦人になってもらわないといけません。簡単かな、と思っていたんですが、これが結構やっかいで、推薦人の要件がいろいろありました。

・2人のうち、少なくても1人は開業する支部の方であること。

宅建協会に入会して3年以上経過していること。

宅建協会の政治連盟に加入していること。

・反社会的勢力の誓約書を提出していること。

その他、細かくあげるとまだあったのですが、おおまかにいうとこんな感じでした。

 

実際に、懇意にしている社長さんのところへ相談に行ったところ、政治連盟に加入してないとのことでNGだったりしました。これは、その社長さんへ相談する前に、宅建協会へ事前に問い合わせれば、政治連盟に加入しているかどうか教えてもらえるそうですので、2度手間になったり、気まずいことになるくらいなら、先に確認しておきましょう。

 

これで、2人。あと1人はというと、開業を予定している支部内でも、地域でさらに小さな班に分かれていて、この班の班長さんをされている会社の方に受付印をいただかないといけません。

軽い面接みたいな感じでしょうか。

まあ、見たところ問題なさそうですよ、というくらいの受付印でしょうが、やっぱり会社の実印ではあるので、押してもらうのも気を使います。

 

この3人に印鑑をいただければ、やっと書類の提出ができるところまでやってきました。

 

約2ヶ月かかると言われた免許申請なので、少しも時間を無駄にできません。

次回は、宅建協会入会と同時に行う、県への手続きについて書こうと思います。

宅建業の独立開業について。2

さて、前回の続き。

 

宅建協会の入会手続きの流れをまとめて紹介しましたが、それだけでは開業できないんですね。

 

なぜかというと、実際に免許証を交付してくれるのはどこか?ということです。

そう、県知事(もしくは国土交通大臣)なんです。宅建の勉強で出てきましたね。

 

ということで、免許の申請は県にしないといけないんです。

うちの県では、県土整備事務所が窓口になっています。

そういえば、宅建の勤務先変更なんかも以前そこに行ったような気がします。

 

で、話しをもとに戻します。

前回、宅建協会の支部に問合せをして、早速書類をもらうために支部へ行ってきました。

そこで、県土整備事務所への宅地建物取引業免許申請書も購入することができました。正副2部購入して1,000円弱。ついでに買えてよかったと思っていましたが、あとでよくよく調べると、書式はHPでもダウンロードできて、ワード形式で入力もできました。もちろん無料。知らない、というだけで無駄なお金を使ってしまいました。

支部では、宅建協会提出用の書類も一式いただきます。

入会申込書をはじめ、もろもろの誓約書や申込書がたくさん。さらに添付書類も結構多いです。

これはあくまでうちの支部の話しなので、ご参考までに。

・入会費用明細書

・入会申込書

・ハトマークの誓約書

・入会についての誓約書

・反社会勢力ではないこと等に関する表明・確約書

・パソコン会員加入申込書(任意)

・不動産キャリアパーソン受講申込書

・入会資格者コース受講申込書

・連帯保証書・誓約書

政治連盟加入申込書(任意だけど、ほぼ強制)

・同賛同書

・預金口座振替依頼書

以上の書類プラス、添付書類

・免許申請書の写し(受付印ありのもの)

・役員の略歴書

・取引主任者の略歴書及び主任者証の写し

・現在事項証明書の写し

・代表者印鑑証明書

 

こんなにあるんですね。

でも、添付書類は代表者印鑑証明書以外は県土整備事務所への免許申請書に添付する書類なので、その写しということでいいそうです。

さあ、頑張って揃えましょう。

自分だけで揃えられるものはいいのですが、なかには、他の方の印鑑が必要なものもあったりします。

 

次回は、それについて書いていこうと思います。