宅建業の独立開業について。2
さて、前回の続き。
宅建協会の入会手続きの流れをまとめて紹介しましたが、それだけでは開業できないんですね。
なぜかというと、実際に免許証を交付してくれるのはどこか?ということです。
そう、県知事(もしくは国土交通大臣)なんです。宅建の勉強で出てきましたね。
ということで、免許の申請は県にしないといけないんです。
うちの県では、県土整備事務所が窓口になっています。
そういえば、宅建の勤務先変更なんかも以前そこに行ったような気がします。
で、話しをもとに戻します。
前回、宅建協会の支部に問合せをして、早速書類をもらうために支部へ行ってきました。
そこで、県土整備事務所への宅地建物取引業免許申請書も購入することができました。正副2部購入して1,000円弱。ついでに買えてよかったと思っていましたが、あとでよくよく調べると、書式はHPでもダウンロードできて、ワード形式で入力もできました。もちろん無料。知らない、というだけで無駄なお金を使ってしまいました。
支部では、宅建協会提出用の書類も一式いただきます。
入会申込書をはじめ、もろもろの誓約書や申込書がたくさん。さらに添付書類も結構多いです。
これはあくまでうちの支部の話しなので、ご参考までに。
・入会費用明細書
・入会申込書
・ハトマークの誓約書
・入会についての誓約書
・反社会勢力ではないこと等に関する表明・確約書
・パソコン会員加入申込書(任意)
・不動産キャリアパーソン受講申込書
・入会資格者コース受講申込書
・連帯保証書・誓約書
・政治連盟加入申込書(任意だけど、ほぼ強制)
・同賛同書
・預金口座振替依頼書
以上の書類プラス、添付書類
・免許申請書の写し(受付印ありのもの)
・役員の略歴書
・取引主任者の略歴書及び主任者証の写し
・現在事項証明書の写し
・代表者印鑑証明書
こんなにあるんですね。
でも、添付書類は代表者印鑑証明書以外は県土整備事務所への免許申請書に添付する書類なので、その写しということでいいそうです。
さあ、頑張って揃えましょう。
自分だけで揃えられるものはいいのですが、なかには、他の方の印鑑が必要なものもあったりします。
次回は、それについて書いていこうと思います。