仕事の問題は、次から次へ。
前回は法人設立時のことを書きましたが、次は許認可のことを。
不動産業は、国土交通大臣か県知事の免許がないと営業できません。
免許を受け取るためには、取引で損害を与えた場合に保証できるように、本店1店舗だけでも1,000万円の営業保証金の供託が必要になります。でもこんなお金あるわけないですよね。
そこででてくるのが宅建協会なんかの団体。こういうところに入会すると、原則1,000万円必要な営業保証金が60万円で済むようになります。えらい違いです。
でも、入会するためには入会金やら審査やら、手続きがいろいろ。
今回入会をしようと思った、ハトのマークの宅建協会では、審査の前提として会員の推薦人が2人必要になります。
自分は、前勤め先と前々勤め先の社長さんにお願いして推薦人になっていただけました。
横のつながりが大事な業界では、会社の辞め方も大切ですね。
書類を揃えて提出した後に、月1回行われる入会面接があります。
決まった締日までに書類を提出すれば、その月の面接を受けられるのですが、この提出がまたギリギリ。1か月ずれ込めば、営業開始も約1か月遅くなるので新規開業では死活問題です。
これも気合であれこれ手を尽して乗り切りましたが、面接当日もまた問題発生。
推薦人の1人に同席してもらわないといけないのですが、その日の朝に急に体調不良で行けないと連絡が。ちょっと待って、ちょっと待って社長さん。
そりゃあんまりです。
でも仕方ない。ここでもあらゆるところに連絡しまくります。で、やりつくした後に連絡を待ちながら、自分でも信じられないことをしました。
インターネットで、神頼み 方法 と検索して、上位から全部試してみたりして。今思うと笑えます。
このおかげか、この問題もなんやかんやで乗り切れました。気合が通じたんでしょうかね。
やっぱり、サラリーマン時代と違って自分のことだっていう意識がちがいます。
なにがなんでもっていう気合があれば、ある程度のことは切り開けるもんです。
さて、いろいろなところにご迷惑をかけながら、無事開業できることやら。
この続きはまた書かせてもらいます。お楽しみに。